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【2023年・令和5年版】七五三参りの疑問を解決!滋賀のオススメ神社もご紹介。


 

✎2023/9/30


こんにちは、立志神社の宮司です!



七五三参りについて、

「七五三の由来は?」

「いつやるの?数え年?満年齢?」

「お参りする神社はどこがいいの?」

などの疑問を持っている親御様は多いのではないでしょうか?



そこで、今回は七五三参りの意味や、実際にお参りする際の疑問点をまとめました。

宮司目線で滋賀県内のオススメ神社もご紹介しております!




宮司

本記事は次のような方にオススメです!


・七五三参りの意味や歴史について詳しく知りたい方


・神社に七五三参りの予約をしたいけど、対象年齢や参拝時期がわからない方


・七五三参りの神社選びについて知りたい方




 

目次


・3歳 髪置き

・5歳 袴着

・7歳 帯解き




むすび

 



-七五三参りの由来-



現在ではすっかり定着している七五三参りですが、その起源やお祝いする意味について詳しく理解している人は少ないのではないでしょうか。

ここでは、七五三参りの由来を詳しくご説明します。



七五三のはじまりは、江戸川幕府五代将軍の徳川綱吉が息子の健康をお祈りしたことが起源とされており、しだいに武家をはじめ、広く庶民の間でも行われるようになりました。


七五三のお祝いの意味は、古くからの慣わしにより3歳、5歳、7歳を迎えた成長の節目をお祝いする儀式がルーツとなっています。


その成長の節目とは、3歳「髪置き」、5歳「袴着」、7歳「帯解き」です。


そして、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の成長の節目をお祝いするのが一般的です。



【成長の節目と儀式】

3歳「髪置き」

古くは髪を剃る習慣があり、この日をさかいに髪を伸ばし始めるお祝いの儀式。

5歳「袴儀」

男児が初めて袴を着用するお祝いの儀式

7歳「帯解き」

女児が子供用の付け紐をやめて、大人用の帯を使い始めるお祝いの儀式





-七五三参りの申込みについて-


いざ神社に七五三の申込みをするときによく悩まれる3つの疑問をまとめました!

・対象となる年齢は?(数え年?満年齢?)

・お参りをする時期は?

・そもそも予約は必要?

それでは、順番にご説明します。



・対象年齢(数え年?満年齢?)


本来は数え年で行うのが正式ですが、最近では満年齢で行う割合が高くなっています。


また、兄弟姉妹で一緒にお参りされる場合も多く、その際は数え年と満年齢が混合しても問題ありません。


神様への感謝の気持ちと我が子の健やかな成長を願う気持ちを持ってお参りすれば、数え年でも満年齢でも間違いではないからです。


下記に2023年・令和5年版の七五三早見表をまとめておきます!


【七五三早見表】(2023年・令和5年版)

祝い年

数え年

満年齢

3歳 (男の子・女の子)

2021年

(令和3年)生まれ

2020年 (令和2年)生まれ

5歳 (男の子)

2019年 (平成31年・令和元年)

生まれ

2018年 (平成30年)生まれ

7歳 (女の子)

2017年 (平成29年)生まれ

2016年 (平成28年)生まれ



・参拝時期


正式には11月15日に参拝するのがよいとされています。


実際には10月から12月半ばまで受付を行なっている神社が多くなっています。


神社によっては年中受付をしている所もありますが、千歳飴などの授与品がない場合がありますので、上記期間以外に申込む際は事前に確認が必要です。



・予約の要否


事前に神社に確認することをおすすめします。


神社によっては当日受付が可能な場合もありますが、予約制の神社もあるため、事前に神社にお問い合わせることをおすすめします。


フォトスタジオの出張撮影をお考えの方は、写真撮影の可否、外注カメラマンの式典参加の可否などを確認しておくとよいでしょう。






-神社の選び方-


滋賀県には約1400社の神社があります。

そのため、七五三参りはどこの神社がよいのかな?

どのように神社を選べばいいのかな?

と悩む親御様のために、宮司の視点で神社選びのおすすめポイントを3つに分けてご紹介したいと思います。

独断で具体的な神社も挙げておりますので、素敵な七五三参りの一助になれば幸いです。



神社選びのおすすめポイント

・「氏神様」にお参りする

・ご祭神やご神徳を調べて神社を選ぶ

・独自のサービスが充実している神社を選ぶ



・「氏神様」にお参りする


「氏神様」とは住んでいる地域の守り神のことであり、その地域に住む人にとって最も身近な神社です。

簡単にいうと「地元の神社」、「近所の神社」ということです。

そんな氏神様にお参りするメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう!



七五三参りで氏神様にお参りするメリットは、

①最も関わりの深い神様にご加護をいただける

②移動距離が短いのでお子様への負担が少ない

③1組ずつご祈祷を行なっている場合が多い



①最も関わりの深い神様にご加護をいただける


「氏神」とは、もともと血縁関係のある氏族の守神をさしていました。


現代において「氏神様」とは、その地域をお守りされている「地元の神社」と理解されています。


そのため、お正月に初詣をしたり、地元の方で御神輿を担ぐ行事があったりと、その地域に住む人にとって最も身近で関わりの深い神社といえます。


わが子の健康と成長を最も身近で関わりの深い氏神様にお祈りすることは、とても自然ことではないでしょうか。



②移動距離が短いのでお子様への負担が少ない


長距離の移動は、お子様に体力的にも精神的にも負担がかかります。


着慣れない袴や着物姿で正装している場合はなおさらです。


「近所の神社」であれば移動距離は短く、神社までのルートや駐車場の場所などを事前に下見することも可能なのでスムーズにお参りすることができます。



③1組ずつご祈祷を行なっている場合が多い


一生に一度のお子様の晴れ舞台をご家族みんなでゆっくりとお祝いをしたいですよね。


比較的小さな神社であれば、1組ずつご祈祷を行う場合が多いため、両家の父母様もお参りに参加してアットホームに晴れ姿をお披露目しやすくなります。


有名な神社ほど参拝者が集中するので30人〜100人まとめてご祈祷を行うケースもあります。


コロナ禍で密をなるべく避けれるという点でも大きなメリットです。



つぎに、七五三参りで氏神様にお参りする3つのデメリットは、

①氏神様を知らなければ探す必要がある

②氏神様が無人の神社である場合がある

③貸衣装や写真撮影の提供がない場合がある



①氏神様を知らなければ探す必要がある


そもそも「氏神様」がどの神社なのかを知らない場合は、探すところから始めなくてはいけません。


全国の神社のほとんどが神社本庁に属している神社ですので、各都道府県を所管する神社庁に問い合わせるか、各神社庁のHPから神社検索ができるところもあります。

各都道府県の神社庁一覧



②氏神様が無人の神社である場合がある


全国にはおよそ8万社神社がありますが、その中で神職が在中している有人の神社は約2万社といわれています。


そのため、日々の参拝は自由に行えますが、御祭礼の日以外は無人となる神社が数多くあります。


そうした普段無人の神社が「氏神様」の場合には、七五三参りの受付をされていない場合があります。



③貸衣装や写真撮影の提供がない場合がある


お子様に着物を着せて七五三参りをしたい。晴れ姿をプロのカメラマンに撮影してもらいたいと思う親御様は多いはずです。


しかし、「地元の神社」では必ずしもそうした貸衣装や写真撮影のサービスを提供しているとも限りません。


ただ、最近ではネットで着物レンタルを気軽にできますし、お気に入りのカメラマンさんに出張撮影をお願いしてトコトンこだわってみるのもおすすめです。





・ご祭神やご神徳を調べて神社を選ぶ


ご祭神とは、神社にお祀りされている神様のことです。

ご神徳とは、神様の性格やご事績によって、参拝者に与えられるご利益のことです。

お子様の成長を切に願うからこそ、ご祭神やご神徳を理解してお参りしてみてはいかがでしょうか。

滋賀県の七五三参りにおすすめの神社を独断で3社ピックアップしました。ご参考にそうぞ!




田村神社


~征夷大将軍をつとめた厄除の大神・交通安全の神様~

お子様の立派な成長と平穏無事をお祈りしましょう。


ご祭神:坂上田村麻呂公


ご神徳:“坂上田村麻呂公が鈴鹿峠の悪鬼を平定してよりのち、作物が実らず疫病が流行しました。

そのため、弘仁3年の正月に嵯峨天皇は詔を出し、坂上田村麻呂公の霊験を以て厄除の大祈祷が斎行されました。

これにより、坂上田村麻呂公は厄除の大神として崇敬され、その御神徳は厄除の祖神として崇敬されることとなりました。

また坂上田村麻呂公は、鈴鹿峠の悪鬼を討伐して交通の安全を保たれたことに加え、延暦年間には東北に出征され、これを平定されました。

その御神威により、交通安全の神様としても崇敬されています。”

 

住所:滋賀県甲賀市土山町北土山469




白鬚神社


~天孫降臨を先導した道開きの神様~

平安と幸福を招く広大無辺のお導きをいただきましょう。


ご祭神:猿田彦命


ご神徳:“古くから延命長寿白鬚の神として広く崇敬され、また縁結び・子授け・福徳(ふくとく)開運・攘災(じようさい)招福(しようふく)・商売繁盛・交通安全など人の世の総ての導き・道開きの神として信仰されてきた。

また、9月5日・6日の秋季大祭には「なる子まいり」と称する神事があり、数え年2歳の子どもに御神前で名前(呼び名)を授け、その名前を3日間呼ぶと子どもの無事な成育と延命長寿のご加護が頂けるという。”

出典:白鬚神社HP 御由緒・御神徳 http://shirahigejinja.com/goyuisyo/

 

住所:滋賀県高島市鵜川215番地




伊砂砂神社


~岩のように長久に変わることのない女性の神様~

健康が一番、丈夫で健やかな成長を願いましょう。


ご祭神:石長比賣命


ご神徳:“主祭神の石長比賣命(イワナガヒメノミコト)さまは、山の神さま大山祇命(オオヤマツミノミコト)さまの長女姫(おさひめ)さまで、大変気立てが良く、健康で長生きをされた神さまです。

石長比賣命さまを本殿にお祀りする神社は全国的にも少なく、神さまの御神徳を慕って遠くからもお詣りが増えています。”

 

住所:滋賀県草津市渋川2丁目2-1




いずれも由緒正しいお宮さんばかりです。


上記の神社以外にもご祭神やご神徳を調べて、自分の想いに合ったとっておきの神社で七五三参りをしましょう!






・独自のサービスが充実している神社を選ぶ


これまでのお子様の成長に感謝し、これからの健やかな成長をお祈りする七五三参りは、一生に一度です。

そんなかけがえのない瞬間を素敵な着物で彩り、写真におさめて思い出に残したいと思う親御様は増えています。

お参りの後に家族みんなでお祝いの食事をするのも楽しみの一つです。

ここでは、貸衣装や写真撮影、お食事処との提携などサービスが充実している滋賀県の神社を2社ご紹介します!




多賀大社


〜令和5年七五三記念パック〜

ご祈祷、レンタル衣装、着付け、写真撮影がすべてセットになっています!


おすすめポイント

〇滋賀県で最も由緒ある多賀大社でご祈祷を受けれる

〇ご祈祷(選べるおもちゃ付き)、衣装(多彩な衣装をご用意)、写真がワンセットになっている

〇平日ならさらにうれしい2大特典(4分割シールプリント、足袋レンタルサービス)


 

住所:滋賀県犬上郡多賀町多賀604番地




近江神宮


〜七五三衣装プラン〜

最新のブランド衣裳から古典柄まで取り揃えて、衣裳部にて七五三の衣裳の展示会を開催しています!


おすすめポイント

〇開運への道を説き示す、時の神様、導きの神様としての御神徳がある

〇七五三衣裳展示会が開催されており、厳選された衣装を見ることができる

〇付添いの大人の方用の着物もご用意している


Link:

 

住所:滋賀県大津市神宮町1番1号





どのお宮さんも大変サービスが充実しています。


貸衣装やフォトスタジオ、お食事処と提携している神社で、思い出に残る最高の七五三参りにしましょう!





-むすび- 

 

いかがでしたでしょうか、今回は七五三参りの由緒や実際にお参りする際の疑問、神社選びのポイントについてご紹介しました。


七五三参りの本質は、これまでの健やかな成長を神様に感謝するとともに、今後の無事をお祈りする人生儀礼です。


古くからの慣わしを忠実に守り、七五三参りを行うことはとても素晴らしいことです。


しかし、主役となるお子様や家族の皆様にとっても、より良き七五三参りとなるよう年齢や参拝時期を調整するは決して悪いことでありません。


七五三参りを通じてご家族皆様の絆がますます深まりますようお祈り申し上げます。



当社の七五三参りのお申込みはコチラ!


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